給与計算の端数処理設定

係数設定タブでは、所定労働時間や残業割増率などの係数を設定します。
※給与計算の基本設定、残業割増率・単価計算の設定についてはこちら 

残業手当、欠勤減額、遅刻・早退減額の計算における端数処理と有効桁数を設定します。

①共通設定メニューから[初期設定]の「係数設定」タブを開きます。

②各手当計算方法の計算式を参照し、①~⑪の端数処理と有効桁数を設定します。
 設定が終わったら、[登録]をクリックします。

 

残業手当計算設定

計算式の各段階(①~⑤)の端数処理と有効桁数を設定。

欠勤減額計算の設定

計算式の各段階(⑥~⑦)の端数処理と有効桁数を設定。

遅刻・早退減額計算の設定

計算式の各段階(⑧~⑪)の端数処理と有効桁数を設定。

【端数処理について】

項目名 内容
そのまま 端数処理は一切行いません。
そのままの数字を計算上の数字とします(15桁以内)。
切り捨て 指定された有効桁数の次の位で切り捨て処理をします。
切り上げ 指定された有効桁数の次の位で切り上げ処理をします。
四捨五入 指定された有効桁数の次の位で四捨五入処理をします。
五捨六入 指定された有効桁数の次の位で五捨六入処理をします。

【有効桁数について】

項目名 内容
整数 小数点第1位で端数処理を行い、計算は整数で行います。
少数1桁 小数点第2位で端数処理を行い、計算は小数第1位までの数字で行います。
少数2桁 小数点第3位で端数処理を行い、計算は小数第2位までの数字で行います。
少数3桁 小数点第4位で端数処理を行い、計算は小数第3位までの数字で行います。
一円単位 計算結果の1円未満について端数処理を行ます。
十円単位 計算結果の10円未満について端数処理を行います。
なお、十円単位を選択する場合、
端数処理は「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」を指定してください。
「そのまま」を選択すると、10円単位の処理は行われません。