給与項目設定
給与項目設定では、給与計算で使用する支給項目・控除項目の名称および各種設定を行います。
給与支給項目設定
給与支給項目は、No.1~8の固定項目(8項目)、No.9~16の固定・変動選択項目(8項目)、No.17~24の変動項目(8項目)の合計24項目で構成されます。
①共通設定メニューから[項目設定]の「給与項目設定」タブを開きます。

②給与支給項目設定の各項目で入力や選択をし、[登録]をクリックします。
項目名 | 内容 |
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支給項目名 | 項目名を入力します。 ※全角半角合わせて、最大7文字まで入力可能です。 |
使用有無 | この支給項目を給与計算時に使用するかを指定します。 ○使用 ○未使用 ※項目No.1はシステムの必須項目のため「使用有無」の選択はできません。 ⚠注意事項 「使用」の選択で運用後に「未使用」に変更すると、賃金台帳上でその支給項目名は非表示となり金額のみが計上されます。 正しい表示の賃金台帳にするためには、全従業員がその項目での支給額が無いと確認できた場合や、年次更新終了後などのタイミングで変更を行ってください。 |
固定/変動 | 項目No.9~16で選択できます。固定項目、変動項目どちらで使用するかを指定します。 ○変動 ○固定 |
項目単位 | 変動支給項目で選択できます。「金額」、「回数」、「宿日直」から指定します。 金 額:勤怠登録で入力した「金額」をそのまま支給金額とする項目です。 回 数:「回数×単価」で支給金額を計算する項目です。 回数項目は支給項目・控除項目合わせて8項目まで設定できます。 回数単価は従業員毎に人事マスタで登録し、回数は勤怠登録で入力します。 宿日直:宿日直の回数計算を行う場合に指定する項目です。宿日直手当は2項目まで設定できます。 この項目を元に、宿日直の非課税限度額を計算します。 宿日直単価は従業員毎に人事マスタで登録し、回数は勤怠登録で入力します。 なお、宿日直の非課税限度額は基本設定で確認できます。 |
端数処理 | 項目単位が「回数」の場合に選択できます。 「回数×単価」計算結果の円未満の端数処理方法を指定します。 ○切り捨て ○切り上げ ○四捨五入 |
課税対象 | 給与計算時に、課税対象とするかを指定します。 課 税:給与計算時に源泉徴収税額計算の対象となります。 非課税:給与計算時に源泉徴収税額計算の対象となりません。 |
雇保対象 | 雇用保険の計算、及び労災保険集計表作成時の集計の対象とするかを指定します。 対 象:雇用保険他の計算対象となります。 非対象:雇用保険他の計算対象外となります。 |
算定対象 | 社会保険算定の計算対象とするかを指定します。 対 象:社会保険算定時の金銭支給額の計算対象となります。 非対象:社会保険算定時の金銭支給額の計算対象外となります。 |
休職対象 | 就業区分が「休職」かつ給与支給「あり」の場合に、その支給項目を給与計算の対象とするかを指定します。 対 象:給与計算の対象となります。 非対象:給与計算の対象外となります。 |
給与控除項目設定
給与控除項目は、No.1~6の固定項目(6項目)、No.7~11の固定・変動選択項目(5項目)、No.12~20の変動項目(9項目)の合計20項目で構成されます。
※No.20は「前渡/現物」専用項目です。
①共通設定メニューから[項目設定]の「給与項目設定」タブを開きます。

②給与控除項目設定の各項目で入力や選択をし、[登録]をクリックします。
項目名 | 内容 |
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控除項目名 | 項目名を入力します。 ※全角半角合わせて、最大7文字まで入力可能です。 |
使用有無 | この控除項目を給与計算時に使用するかを指定します。 ○使用 ○未使用 ⚠注意事項 「使用」の選択で運用後に「未使用」に変更すると、賃金台帳上でその控除項目名は非表示となり金額のみが計上されます。 正しい表示の賃金台帳にするためには、全従業員がその項目での控除額が無いと確認できた場合や、年次更新終了後などのタイミングで変更を行ってください。 |
固定/変動 | 項目No.7~11で選択できます。固定項目、変動項目どちらで使用するかを指定します。 ○変動 ○固定 |
項目単位 | 変動控除項目で選択できます。「金額」と「回数」から指定します。 金額:勤怠登録で入力した「金額」をそのまま控除金額とする項目です。 回数:「回数×単価」で控除金額を計算する項目です。 回数項目は支給項目・控除項目合わせて8項目まで設定できます。 回数単価は従業員毎に人事マスタで登録し、回数は勤怠登録で入力します。 |
休職対象 | 就業区分が「休職」かつ給与支給が「あり」の場合に、その控除項目を給与計算の対象とするかを指定します。 対 象:給与計算の対象となります。 非対象:給与計算の対象外となります。 ※No.20は「前渡/現物」専用項目のため、「休職対象」のみ選択可能です。 |
※「健康保険」「厚生年金」以外の社会保険に関する控除項目(例:厚生年金基金)を追加する場合は、「基本項目設定」の「その他社保名1/2(給与)」で設定します。